15周年記念式典
平成20年10月16日
15周年の記念事業として「手と手を合わせてしあわせ」で有名なお仏壇の「はせがわ」の長谷川裕一会長をお招きして、元気の出る講演をお願いいたしました。
長谷川会長は、今年、ニュービジネス協議会の会長にも就任なされ、ますます活発にご活躍されておられます。当日は、ニュービジネス協議会がこれから日本経済をいかに導いていくか、また、中小企業が元気になるためにはどうしたらよいか、などのお話をたまわりました。
さらに、会長の半生を振り返り、その生きざまを通して日本人らしく生きるとは、さらには経営者としてあるべき姿などを大変熱くお聞かせいただきました。
その中でも、われわれの心を打ったのが、
「やる時は徹底的にやる」
「戦う時は真正面から戦う」
という会長自身の信念と実際の行動についてのお話でした。
どんなに苦しくても、ライバルに後ろ姿を見せず、正々堂々と戦う。このことによって、自分も相手も互いに人間として高められるのだ、とおっしゃっておられました。
これらの信念は、正義感の強かったご尊母と、信仰心の強かったご尊父の教育の賜物だったそうです。
「卑怯なことをやったことは永遠に消えない。逃げ出した事実は永遠に消えない。命の価値はお金で買えない。その命を汚す、傷つけることは莫大な損失」
そんなことは、小学校4年生にもわかることで、「嘘をつくな、卑怯なことはするな、いいわけはするな」という当たり前のことが、なぜか大きくなるにつれわからなくなる。
「それは大人の教育が悪いからだ。自分たちができないから、子供たちをまっすぐに育てることができず、いつの間にか、そんな当たり前のことがわらかないようにしてしまう」
と熱く語ってくださいました。本当に大切なこと思い出させていただきました。
講演終了後の懇親会でも、親しく会員の間に入ってくださり、それぞれの会話の中で、心に残るご指導を賜りました。
クイズやゲームなどにもご参加くださいました。
15周年にふさわしい、大変素晴らしいご講演と、うちとけた大変楽しい夕べを過ごすことができました。
長谷川会長、本当にありがとうございました。会員一同、心より御礼申し上げます。ぜひ、節目節目ごとに、水戸においでいただければ幸いです。